「Oh my teethって通院不要って書いてあるけど、どういう仕組みなんだろう?」「LINEで矯正の経過を見てもらうって、実際どうなってるの?」――そう思って調べている方は多いのではないでしょうか。矯正中の食事が心配な方もぜひ参考にしてみてください。
Oh my teeth(オーマイティース)は初回の歯型スキャン以降は原則として来院不要という設計のマウスピース矯正サービスです。従来のように毎月クリニックへ通う形ではなく、装置が自宅に届き、経過をオンラインで確認していくという進め方をとっています。
この記事では、公式サイトで確認できる情報をもとに、サービスの仕組み・プランの構造・対応として案内されている症例を整理します。効果を約束するものではなく、「自分の生活と噛み合うかどうか」を判断するための材料としてまとめました。

Oh my teethの基本情報
まずは公式サイトで確認できる範囲の基本情報から整理します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サービス形態 | マウスピース矯正(初回スキャン後は原則来院不要) |
| 初回 | 提携クリニックで歯型スキャン(30分程度) |
| プラン | Basicプラン 33万円(税込)/ Proプラン 66万円(税込) |
| 分割払いの例 | Basic 月々3,500円〜/ Pro 月々10,600円〜 |
| 治療期間の目安 | Basicプランは平均3ヶ月(保定期間を除く)。症例により3〜12ヶ月 |
| 経過の確認 | 週1回の写真による診察。医療チームによるサポート体制 |
| 矯正診断 | 無料(公式サイトでは3万円相当の検査を含むと案内) |
※2026年8月時点の公式サイト情報に基づいています。料金・プラン内容は変更される場合がありますので、最新の情報は公式サイトでご確認ください。
ポイントは「原則通院不要」であって「一度も来院しない」ではないという点です。公式サイトでも、症状によっては複数回の通院が必要になる場合があると案内されています。ここは検討時に正確に理解しておきたい部分です。
マウスピース矯正中は、装置と歯を清潔に保つケア用品があると便利です。
2つのプランの違い
Oh my teethのプランは2種類に分かれています。金額の差は、動かす範囲と期間の差だと考えるとわかりやすくなります。
| Basicプラン | Proプラン | |
|---|---|---|
| 料金(税込) | 33万円 | 66万円 |
| 分割の例 | 月々3,500円〜 | 月々10,600円〜 |
| 想定される範囲 | 比較的小さな移動 | より広い範囲の移動 |
どちらのプランになるかは、自分で選ぶというより診断の結果で決まる部分が大きくなります。「Basicで済ませたい」と思っていても、歯並びの状態によってはProプランが提案されることもあります。予算を考えるときは、両方の金額を視野に入れておくほうが現実的です。
矯正完了後には、動かした歯の位置を保つための保定装置(リテーナー)が必要になります。リテーナーの費用がプラン料金に含まれるかどうかは、契約前に確認しておきましょう。金額や扱いは変更される場合があるため、公式サイトおよび診断時の説明で最新の内容を確認してください。
「通院不要」の仕組みを分解する
通院不要という言葉だけが独り歩きしがちですが、中身を分解すると次のようになっています。
1. 初回だけはクリニックへ行く
3Dスキャナーで歯型を取る工程は、機器のある提携クリニックで行います。所要時間は30分程度と案内されています。この段階で、そもそも対応できる歯並びかどうかの診断も受けることになります。
2. 装置は自宅に届く
治療計画に合意して契約すると、マウスピースが自宅に届きます。ここから先が「通院しない」区間です。
3. 経過はオンラインで確認する
公式サイトでは週1回の写真による診察と、医療チームによるサポート体制が案内されています。定期的に口の中の写真を送り、進み具合を確認してもらう形です。対面で見てもらう機会が減る分、こちらから状況を報告する習慣が治療の土台になります。
4. 必要に応じて来院することもある
前述のとおり、症状によっては複数回の通院が必要になる場合があると公式サイトに記載されています。「まったく来院しない」のではなく、「通院の回数を大幅に減らす設計」と理解しておくのが正確です。

対応として案内されている症例
公式サイトでは、次のような歯並びが対応対象として挙げられています。
- 叢生(ガタガタした歯並び)
- 上顎前突(出っ歯)
- 空隙歯列弓(すきっ歯)
- 八重歯
- 受け口
- 開咬(前歯が閉じない)
- 歯列の中心のズレ
- 過蓋咬合(噛み合わせが深い)
ただし公式サイトにも記載があるとおり、症状の程度によっては適応外となる場合があります。症状名が一致していても、動かす量が大きければ判断は変わります。診断を受けてはじめて対応可否がわかる、という点は他のマウスピース矯正と同じです。
対応外と判断された場合は、ワイヤー矯正やより広い症例に対応する設計の装置が検討対象になります。装置ごとの得意分野の違いは以下の記事で整理しています。

他のマウスピース矯正との設計思想の違い
Oh my teethの位置づけを掴むために、他のサービスと並べて整理してみます。優劣ではなく、どこに重心を置いているかの違いとして見てください。
| 項目 | Oh my teeth | 一般的な通院型のマウスピース矯正 |
|---|---|---|
| 来院 | 初回スキャンが基本(必要に応じて追加) | 定期的に来院してチェックを受ける |
| 経過の確認 | 週1回の写真診察 | 対面での診察 |
| 料金の決まり方 | プランごとの定額 | 医院・サービスにより設定が異なる |
| 向く生活スタイル | 通院の時間を確保しにくい方 | 対面での確認を重視したい方 |
「通院の手間を減らしたい」のか「対面で診てもらう安心感を取りたい」のか――この軸で考えると、自分に合う形が見えやすくなります。他のマウスピース矯正の仕組みは以下の記事でも解説しています。



向いていそうな人・慎重に検討したい人
向いていそうな人
- 仕事や育児で通院の時間を確保しにくい方
- 前歯まわりの歯並びの乱れが気になっている方
- 料金の総額を先に把握したうえで検討したい方
- 装着時間やセルフケアを自分で管理していけそうな方
- 写真の送付など、オンラインでのやりとりに抵抗がない方
慎重に検討したい人
- 歯並びの乱れの程度が大きい方
- 対面での診察を重視したい方
- 装着時間の自己管理に不安がある方
- 奥歯の噛み合わせまで含めて相談したい方
始める前に押さえておきたい3つのこと
1. 装着時間は生活と両立できるか
マウスピース矯正では一般に1日20時間以上の装着が推奨されます。食事と歯磨き以外はつけている、というイメージです。来院の頻度が少ない分、装着時間の管理は自分の手に委ねられます。装着時間を記録できるアプリを使うなど、続けやすくする工夫を考えておくとよいでしょう。矯正中の食事については以下の記事で詳しく解説しています。



2. 気になることは早めに相談する
「痛みが続く」「装置が合っていない気がする」と感じたら、自己判断で我慢せず早めに相談することが大切です。オンラインでのやりとりが前提の仕組みだからこそ、こちらから状況を伝える姿勢が結果を左右します。
3. 対応外と言われたときの選択肢を持っておく
診断の結果、対応が難しいと判断されることもあります。その場合は無理に進めるのではなく、幅広い症例に対応できる方法へ切り替えて検討するのが現実的です。選択肢をひとつに絞り込まずに相談を始めるほうが、結果的に納得のいく判断につながります。


申し込みから治療開始までの流れ
- 公式サイトから矯正診断を予約:提携クリニックでの歯型スキャンを申し込む
- 提携クリニックでスキャン:3Dスキャンで歯型を取得し、対応可能かを診断してもらう
- 治療計画と見積もりの確認:内容と金額を確認し、進めるかどうかを判断する
- マウスピースの受け取り:自宅に装置が届く
- 装着開始・オンラインで経過確認:定期的に写真を送り、進み具合を見てもらう
- 保定へ移行:動かした歯の位置を保つためリテーナーを使用する
リテーナーは長い期間毎日使うものなので、清潔に保つための洗浄剤があると手入れが楽になります。
クリニックへ足を運ぶのは基本的にSTEP2です。矯正診断は無料と案内されているため、まずは自分の歯並びが対応範囲に入るのかを確認するところから始めるのが現実的な進め方といえます。
よくある質問(Q&A)
Q. 矯正診断だけ受けて申し込まないこともできる?
A. 診断の結果を見たうえで、進めないという判断をすることは可能です。公式サイトでは矯正診断は無料と案内されています。金額や治療計画に納得できるかどうかを確認する場として使うとよいでしょう。
Q. 治療期間はどのくらい?
A. 公式サイトでは、Basicプランで平均3ヶ月(保定期間を除く)、症例によっては3〜12ヶ月と案内されています。動かす量によって幅があるため、自分の見込み期間は診断時に確認してください。
Q. 本当に一度も通院しなくていい?
A. 公式サイトでは「原則通院不要」としつつ、症状によっては複数回の通院が必要な場合があると案内されています。初回のスキャンは来院が前提です。「通院回数を大きく減らす仕組み」と捉えておくのが正確です。
Q. 矯正中に食事制限はある?
A. 装置は食事の際に取り外せるため、食べられるものが限られるという制限は基本的にありません。ただし飲食後は歯を清潔にしてから装置を戻す必要があります。詳しい注意点は担当の医療チームの説明を確認してください。
外出先で装置を外すときに備えて、持ち運び用のケースがあると保管しやすくなります。
Q. 途中で装置が合わないと感じたら?
A. 自己判断で使用を続けたり中断したりせず、早めに相談してください。状況に応じて提携クリニックへの来院を案内されることもあります。放置せず、その都度確認することが大切です。
Q. 医療費控除の対象になる?
A. 歯列矯正が噛み合わせの改善など治療上の必要性が認められる場合、医療費控除の対象になる可能性があります。判断は個別の事情によるため、確定申告の前に税務署や税理士に確認するのがおすすめです。


まとめ:通院の負担を減らす設計。自己管理とセットで考える
Oh my teethは、通院のハードルを下げることに設計の重心を置いたマウスピース矯正サービスです。その分、装着時間の管理や経過の報告といった部分は自分の手に委ねられます。ここを負担と感じるか、通院より気楽と感じるかで評価は変わってきます。
- Basicプラン33万円、Proプラン66万円(2026年8月時点・税込)
- 初回の歯型スキャンは来院が必要。以降は原則通院不要だが、症状により来院を求められる場合もある
- 経過は週1回の写真診察で確認する仕組み
- 対応症例は幅広く案内されているが、程度によっては適応外になる
- 矯正診断は無料。まず自分が対応範囲かを確認するところから
実際のところがどうなのかは、診断を受けて説明を聞いてみないとわかりません。金額・期間・対応可否の3点を自分の目と耳で確かめたうえで判断してください。
矯正全般については日本矯正歯科学会の情報も参考になります。日本歯科医師会のサイトでも一般的な情報が確認できます。契約時の注意点は国民生活センターのアドバイスも合わせてチェックしておくと安心です。
※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、医療上の助言ではありません。治療の適否は歯科医師の診断によります。料金・サービス内容は2026年8月時点の公式サイト情報に基づいており、変更される場合があります。最新情報は公式サイトにてご確認ください。


